素人が Surface Pro でお絵描きしてみました
この記事は社内 Advent Calendar 12/9 用のゆるふわ記事です。
基本的に社外非公開のなんでもあり Advent Calendar ですが、公開されている記事も一部存在します。例えばこちらがそうです。
私の記事にも社外秘な内容は含まれないのでここに書き連ねることにします。
きっかけ
Surface Pro と付属のペンを使うと手描き感覚でお絵描きができるという話をよく聞いていたので、いつかやろうと思っていたのを実行に移しました。
しかしいざ描こうと思うとどのソフトを使ったら良いかわからなかったので、フリーのソフトをいくつか試してみました。使用したソフトは以下の3点です。
- MSPaint
- NekoPaint
- FreshPaint
これらについて素人なりに感じた特徴を挙げます。
(本当はもっといろいろ試したかったのですが時間の都合上これが限界でした…)
準備
ドライバ
Surface Pro 付属のペンはなんと1024段階の筆圧レベルを検知してくれるのですが、ソフトによってはドライバのインストールが必要なものがあるそうです。
あらかじめワコムのサイトからドライバをダウンロードしてインストールしておきましょう。
入手先: Wacom Feel Driver | Wacom Americas
ディスプレイ表示サイズ
Surface Pro では150%が推奨サイズになっていますが、このままだとペンの検知がずれることがあるそうです。
コントロールパネル→デスクトップのカスタマイズ→ディスプレイ から表示サイズを100%に変更します。
題材
私は絵心が全くないので、某後輩が5秒くらいで描いたこちらのモケケを参考にします。
これを元に実際にお絵描きを進めます。
MSPaint
言わずと知れた Windows 標準ペイントソフトです。 出来上がった作品がこちら。
クオリティはお察しです。
特徴
- シンプルなので操作が簡単
- ブラシによっては筆圧検知可能(今回は油彩ブラシを使用)
- 線の描き終わりをきれいにするのが難しい
- レイヤーは当然ないので、描き直しが大変
最初なので(?)残念感は否めませんね。次いきましょう。
NekoPaint
公式: NekoPaint Project
シェアウェアっぽいのですが現在無期限で試用できます。作品がこちら。
さっきのとほとんど一緒ですね。で、でも使用感は結構違いますよ!
特徴
- ブラシサンプルの種類が豊富 カスタマイズも可能
- 大半のブラシで筆圧検知可能
- 線の描き終わりがスムーズ 実際の筆感覚に近い
- (あんまり使わなかったけど)レイヤーも使用可能
全体的にMSPaintを高機能にしたような感じです。他にもいろいろ機能があるようです。
FreshPaint
公式: Fresh Paint – the canvas for your big ideas
MS製のストアアプリです。UIがおしゃれですね。
作品はこちら。
今までの2作品とは雰囲気が違う気がします。
特徴
- ごちゃごちゃした細かい機能がない
- 下地になる紙の種類が選択できる
- 筆の種類が豊富(水彩絵の具、鉛筆、クレヨン など)
- 絵の具の質感の再現度が高い
- キャンパス上で乾いていない絵の具が混ざる(扇風機アイコンで乾かせる)
- レイヤー機能はない
なかなか操作方法が掴めなかったのですが、慣れると実際に紙と絵の具を使って描いているようで楽しいです。さすがMS製。
~番外編~ Blend for Visual Studio 2013
これは Surface Pro である必要は全くないのですが、おまけとして載せておきます。
その昔聴いたLTに触発されて描きました。作品はこちら。
曲線がきれいに描かれてますね。 描き方など詳しくはLTの記事をご一読ください。
まとめ
お絵描き自体は慣れないので大変でしたが、手描き感覚で描けるというのは確かです。
今の時期であれば年賀状を手描きのイラストで作りたい場合などに最適ではないでしょうか。
タブレットでお絵描きを始めてみたい、という方の参考に少しでもなれば幸いです。